【発売:2006年2月】
無類の珍談奇談好きである東京警視庁一等巡査の矢作剣之進は、仲間と共に薬研堀の九十九庵を訪れる。 維新から十年、町並みも世情も変わりゆく中、いまだ江戸が・・・ |
【発売:2005年2月】
前は陽炎の如く消えたくとも消えられず、無様に齢を重ねる廃者。 薄膜一枚の紙風船。 中はがらんどうで御座います。 死んだように生きる幽霊役者と、生き乍ら・・・ |
【発売:2004年6月】
幽晦との境界が、破れている。 内部の薄明が昏黒に洩れている。 ならばそこから夜が染みて来る…。 生まれてこのかた笑ったこともない生真面目な浪人、伊右衛・・・ |
【発売:2003年8月】
西に怪しき噂を聞けば馳せ参じ、東に珍しき事件あらば飛んで駆けつける。 諸国を巡り怪談話を蒐集する山岡百介が出会った御行の又市一味。 人心を巧みに弄して・・・ |
【発売:2002年9月】
生きているから怖いのか。江戸の闇に蹲る男。 隙間から覗く眼。待望の書き下ろし“京極怪談”。 目次 木幡小平次 安達多九郎 吾(つわぶき)お塚 玉川歌仙・・・ |
【発売:2002年2月】
戯作者志望で、怪異譚を聞き集めるのを無類の楽しみに諸国を巡る山岡百介。 雨宿りに立ち寄った小屋で唐突に始まった百物語の会が、闇に生きる者たちとの出会い・・・ |
【発売:1999年8月】
生まれてこのかた笑ったこともない生真面目な浪人、伊右衛門。 疱瘡を病み顔崩れても凜として正しさを失わない女、岩..四谷怪談は今、異才の筆により極限の愛・・・ |
【発売:1997年6月】
愛憎、美と醜、正気と狂気…全ての境界をゆるがせにする著者渾身の傑作怪談 鶴屋南北「東海道四谷怪談」と実録小説「四谷雑談集」を下敷きに、伊右衛門とお岩夫・・・ |
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