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京極夏彦さんの執筆された作品を紹介しています。


絡新婦の理


絡新婦の理

絡新婦の理
【発売:1996年11月】

「私の情夫だから」、これは男にとって女に言われる最上の言葉だが、大概の男は、一生に一度もこの台詞を聞くことは無い。
何故なら、この台詞を吐き出す女こそ、性悪な女だからだ。

そして性悪女の美しさを、大概の人は知らない。

彼女達が、どれほど恠しい女なのか。この作品は、それを教えてくれる。

『絡新婦の理』には、主題はあるがメロディーはない。
登場人物は、全てパートであり、それらが実に巧みにアンサンブルしている。


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