京極夏彦さんの執筆された作品を紹介しています。
「推理はしないんです。彼は」
知人・大河内の奇妙な言葉にひかれて神保町の薔薇十字探偵社を訪れた「僕」。
気がつけば依頼人の自分まで関口、益田、今川、伊佐間同様“名探偵”榎木津礼二郎の“下僕”となっていた…。
京極堂をも巻き込んで展開するハチャメチャな妖怪三篇「鳴釜」「瓶長」「山颪」を収録。