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京極夏彦さんの執筆された作品を紹介しています。


異界談義


異界談義

異界談義
【発売:2002年7月】

天狗・鬼・河童などさまざまに創造された妖怪の多くは、異界の住人である。
人びとは見えない世界をさまざまに想像することで、日々の不安を和らげ、生きていくための拠り所を得ようとしてきた。
異界への想像力が生み出した文化は、長い歴史の中で豊かな裾野の広がりを形成している。

「妖怪」「あの世」「占い」をキーワードとして、異界のもつ魅力を幅広く紹介する、異界を知るための入門書。

目次

第1章 異界万華鏡
妖怪絵巻と民間説話―「土佐お化け草紙」の民俗的背景
亡き人を想う―遺影の誕生 ほか

第2章 異界談義
描かれた妖怪
異界をめぐる想像力 ほか

第3章 死人に口あり―民俗宗教における死者との対話
非業の死と近代
イタコと口寄せ ほか

第4章 「おに」の来ない鬼門―風水をめぐる異界観
鬼門と北東の関係
鬼門鎮護と「鬼」の意味 ほか


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